長崎の街を縦横に走る路面電車、通称「市電」。この懐かしくも新しい乗り物に揺られながら、歴史と文化が息づく街を巡る旅はいかがでしょうか。
今回は、女性のひとり旅でも安心して楽しめる長崎の魅力をたっぷりとご紹介します。
坂の街として知られる長崎ですが、市電を使えば主要な観光地をらくらく巡ることができます。しかも、レトロな車両に乗って街を眺めるのは、それだけでも旅の醍醐味。ひとり旅だからこそ、自分のペースでゆったりと長崎の街を感じられるはず。
長崎って異国情緒があって大好き
1泊2日で楽しめていいわね!
さあ、歴史と平和を感じる旅に出かけましょう。
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長崎おんなひとり旅 1泊2日の概要
長崎へおんなひとり旅をするにはいくらくらいかかるのでしょうか?実際に1泊2日の長崎旅行をもとに概要をまとめてみました。ここでは前提知識を解説します。
現地での費用はどれくらい?
長崎での1泊2日の女性一人旅の費用は、約25,000円30,000円程度見てみてくとよいでしょう。
内訳は以下のとおりです。
- 宿泊費が8,000円12,000円
- 食事代が朝食1,000円、昼食1,500円、夕食3,000円程度
- 観光施設の入場料は、原爆資料館200円、グラバー園610円、出島510円など、合計で2,000円ほど
- 市電の1日乗車券は500円で、 2日分で1,000円
その他、お土産やカフェでの休憩代として5,000円程度見てゆっくりくと安心です。 もちろん、宿泊先や食事の選択によって変動しますが、この予算があります、十分に長崎の魅力を楽しむことができます。予期せぬ出費に備えて、少し多めに予算を立てておくのがおすすめです。
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観光地までのアクセス
長崎の主要観光地へのアクセスは、市電を利用するととても便利です。
原爆資料館・平和公園へは、「松山町」電停で下車後、徒歩約5分。
出島は「出島」電停のすぐそばです。
市電は頻繁に運行しており、最大でも15分程度の停車で次の電車に乗れます。1日乗車券(500円)を利用すれば、効率よく観光地を考慮することができます。
また、長崎駅から各観光地へは、市電で15〜20分程度で到着します。長崎が多いですが、電市を上手に活用すれば、体力的な負担も少なく、スムーズに観光を楽しめることができます。
各電停には案内図もありますので、初めての方でも安心です。
道に迷った時は
長崎の街は、坂や路地が入っているので、時には道に見ることがあるかもしれません。そんな時、スマートフォンのGoogleマップが強い味方になります。目的地までのルートも簡単に検索できます。
市電の電停や主な観光地はもちろん、レストランやカフェなども地図上に表示されるので、周辺のスポット探しにも便利です。
機関の経路検索も可能なので、市電やバスを利用する際にも役立ちます。
オフラインでも使えるよう、事前に長崎市内の地図をダウンロードしておくと安心です。 バッテリー切れに備えて、モバイルバッテリーの携帯もお忘れなく。
グーグルマップがあれば中華街で美味しい中華がすぐ見つかる!
長崎ちゃんぽん食べたいな!
長崎 おんなひとり旅:原爆資料館・平和公園〜平和への祈りをささげて〜
旅の始まりは、長崎の歴史を深く刻む「原爆資料館」と「平和公園」です。
資料館では、戦争の悲惨さと平和の大切さを学ぶことができ、平和公園では静かな時間を過ごし、平和への思いを新たにできます。市電の「松山町」停留所からすぐです。
原爆資料館
資料館では、原爆の悲惨さと平和の尊さを静かに伝える展示に出会えます。心が重くなることもありますが、これが長崎の、そして日本の歴史なのだと受け止める時間を持ちましょう。
平和公園
隣接する平和公園では、青々とした芝生と平和祈念像が来訪者を迎えます。噴水の周りのベンチに腰掛け、平和について思いを巡らせるのもいいでしょう。静かな時間の中で、きっと新たな気づきがあるはずです。
長崎 おんなひとり旅:大浦天主堂・グラバー園〜異国情緒あふれる街並みへ〜
次は、長崎の異国情緒を存分に味わえるスポットへ。「大浦天主堂前」電停で下車し、坂道を上ります。
大浦天主堂
「大浦天主堂前」電停で下車し、坂道を上りますと大浦天主堂が見えてきます。
日本最古の現存教会として知られるこの建物は、外観の美しさもさることながら、内部の荘厳な雰囲気に心打たれます。「マリア観音」にまつわる隠れキリシタンの物語に、胸が熱くなるかもしれません。
歴史的な価値が高い場所です。静かな雰囲気の中で、心を落ち着けるひとときを過ごしましょう。
グラバー園
次に訪れたいのは「グラバー園」。異国情緒あふれるこの場所は、長崎の歴史的背景を感じるのにぴったりです。美しい庭園を散策しながら、心をリフレッシュさせましょう。市電の「大浦天主堂下」停留所から徒歩でアクセスできます。
日本最古の木造洋風建築群であるグラバー園は19世紀の洋館が立ち並ぶ庭園があり、まるでタイムスリップしたかのよう。特に、テラスから眺める長崎港の景色は絶景です。ひとり静かに佇んで、異国の風を感じてみてください。
長崎 おんなひとり旅:出島〜江戸時代へのタイムトリップ〜
最後は、江戸時代の長崎を今に伝える出島です。「出島」電停からすぐのところにあります。
出島
かつての国際貿易の拠点であったこの場所では、異文化交流の歴史を肌で感じることができます。市電の「出島」停留所からすぐなので、アクセスも便利です。
復元された出島では、当時の建物や生活用品が展示され、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのよう。オランダ商館で働く人々の姿を想像しながら、細い路地を歩いてみましょう。ひとり旅だからこそ、ゆっくりと思い思いのペースで歴史の中を散策できます。
長崎 おんなひとり旅を楽しむコツ
長崎おんなひとり旅で大活躍してくれるのが市電の存在です。事前に路線案内図を頭に入れておくと簡単に観光地にアクセスできます。
路線案内図
長崎の市電は、1日乗車券(大人500円)がとてもお得です。主要観光地を効率よく回れるだけでなく、思わぬ発見があるかもしれません。
各スポット間の移動は、ゆったり20~30分程度。途中で長崎名物のカステラやちゃんぽんを味わうのもいいでしょう。女性ひとりでも入りやすい「卓袱浜勝」では、長崎の郷土料理を楽しめます。
旅の締めくくりは、稲佐山からの夜景がおすすめ。ロープウェイで山頂へ向かい、世界新三大夜景に輝く長崎の街を一望してみてください。
長崎は、歴史と文化が織りなす魅力的な街。市電に揺られながら、あなただけの長崎の物語を紡いでみませんか。きっと心に残る、特別な旅になるはずです。
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この路線図があればこの記事で紹介した観光名所に簡単に行けるわ!
1泊2日でゆっくり楽しめるわね!
まとめ
長崎市電を利用すれば、効率よく観光地を巡ることができます。歴史と文化が詰まったこの街で、心穏やかなひとり旅を楽しみましょう。長崎の魅力を存分に感じて、あなた自身の物語を作ってみてください。
長崎は冬に行けばランタンフェスティバルもあるわね!
次の休みは長崎ひとり旅決定!
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